今日はプライベートレッスンの日。
昨日のクラスでやった事の確認をしながら、更に発展させ身体の使い方と動きを説明すると、最初は少し??を浮かべていた小学6年生。
実際にその動きをしている時の身体を触らせどこを動かしているかを確認させ、再度やらせてみる。
まだ足りない。もっと、ここの骨をこう動かして!!
少し手伝いながらやらせてみると、ググッと身体が動きました。
その瞬間、バッと明るい表情をした彼女。
子供がこの顔をした時は、自分の中で何か気付きがあった時です。
何が違っていたか分かった?
の問いに頷き、自分がやっていた間違いと正しいやり方の違いを説明する事が出来ました。
同時に、その動きが他の事にも繋がって行く事も理解し、確認を始めた小学6年生。
まだ完璧に出来ているわけじゃないよ。
この動きを更に追求して行くの。バレエは出来たとか出来ていると思った時点で終わり。バレエを続けている限り、もっと、もっとを毎日繰り返して行くんだよ。
つい先週まで、出来ていない自分、出来ない自分を認める事が出来ず、レッスンのたびに涙を流していた彼女。
ほんの少し、考え方を変えるだけでこんなにも変わるかと思うくらいの心の成長です。
「出来ていない自分を認めるだけで、こんなに素直に身体が動くんだね!!」
その言葉にニコニコと嬉しそうに頷いた小学6年生。
うちのスタジオに来て3か月。
涙が喜びに変わった日でした。
0コメント