地味で退屈に見えるけれど

昨日のプライベートレッスン。

小学5年生と6年の2人でした。

まずは6年生。

うちのスタジオに来て3ヵ月が経ちました。

来たばかりの時は、プリエとは何ぞや?!正しいストレッチのやり方も知らずに何となく見よう見真似でやって来たようで、スプリットも前屈もままならず…

でしたが、必死にストレッチを頑張り、少しずつ正しい身体の使い方を覚えて来ました。

元々、地道にコツコツやる事が嫌いじゃない彼女。

本人の頑張りと、子供の頃から音楽の世界に身を置くお母さんの励ましとサポートのお陰で来たばかりの頃は見事なくらいのO脚だった脚の形も少しずつ変わって来ました。

そして小学5年生。

先月うちに来たばかりの彼女。

こちらもまた、スプリットも前屈も出来ておらず…

まずは正しいストレッチのやり方を覚え、毎日コツコツ積み重ね。

もっと小さいうちにきちんとストレッチをしておけば、こんなに苦労しなくても済んだのに…

そう思いながら、本人達に何故きちんとストレッチをしなくてはいけないのかを説明し、これをきちんとやる事が遠回りなようで近道なのだと話しています。

バレエをやる為に必要な身体作り。

とても地味で退屈に見えてしまうかもしれません。

でも、この地味で退屈な事をずっと続け、積み重ねる事が出来て初めて普通の人では無い美しさを生み出します。

ピアノを弾く為には、ドレミを覚え、楽譜を読み、指づかいを覚えないとメロディを奏でる事が出来ないように、バレエも同じ。

焦らず、ゆっくりで良いからきちんとやれるようになって欲しいな。







MUSE BALLET STUDIO

ミューズバレエスタジオ 愛知県豊川市のバレエスタジオです。

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