今日はプライベートレッスンの日。
うちのスタジオに来て3か月の小学6年生。
体験レッスンで初めて来た時、間違った身体の使い方のせいで発達し過ぎた太腿と見事なまでのO脚、腰が落ち、足指が開けず外反母趾と言う可哀想なくらい痛々しい状態になっていた彼女。
自分の脚はO脚だから…
と諦めた感があった彼女でしたが、
「きちんとストレッチをして、正しい身体の使い方を覚えれば、3か月で脚の形は変わるよ!!」
私のその言葉を信じて、必死に頑張って来ました。
あれから3か月。
スカスカに開いていた太腿の隙間は見事に無くなり、指を開けず丸めてしまい、土踏まずを潰して立っていた足は
5本の指をしっかりパーに開き、浮いてしまっていた小指もしっかり床につけられるようになりました。
これまで指を丸めて使って来たせいで、血行が悪く、冬になると毎年霜焼けになってしまうと言う彼女。これもきっと、治る事でしょう。
バレエをやる為にいかにストレッチが大切な事か。
身体の使い方1つで自分の脚を汚くする事も、美しくする事も出来る。
見てくれだけでは無く、正しくきちんとやると言う事の大切さを身をもって知った小学6年生。
ここから更に身体を引き上げ、ターンアウトの訓練をしていかなければなりませんが、マイナスの状態になっていた身体を0の状態に戻す事が出来、ここからやっとスタート出来ます。
バレリーナの長く美しい脚は、正しい訓練の賜物。
彼女の脚は更に長く美しい脚になって行く事でしょう。
必ず脚の形は変わります。
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