コンクールで悔しさを味わった小学2年生。
「もっと練習すれば良かった」
と言う後悔がバネになり、レッスンへの取り組み方に変化が見えます。
もともと、真面目にコツコツとやるタイプの彼女ですが、やはりまだ子供。
気分や体調により、集中出来る、出来ないに波はあります。
コンクール前は、その波が大きく、叱られる事もしばしば。
コンクール後は、その波が小さな波になりました。
この成長にはビックリ。
やっぱり、自分で経験させることが1番の薬になるようです。
ここまで来ればそろそろ大丈夫だろうと、先週から、これまでやって来たストレッチに加え、弱い部分を克服する為のトレーニングのメニューを渡すようになりました。
出来ても出来なくても、やってもやらなくても、毎日正直に記入してレッスンのたびに見せる事。
そう彼女と約束をしてから1週間。
約束通り、毎日正直に記入しています。
もちろん、出した課題が出来るようになってくれれば1番良いのですが、大事な事は習慣にする事。
すぐに結果が出ないとやめてしまう。
そんな人にならないように、
ただ回数をやれば良いのではなく、きちんと正しくやる。
出来ない事や出来なかった事は、自分でそれを認め、数を減らしても良いから毎日やる事。
正しくやる=少しづつ出来るようになる
そう彼女に説明をしました。
大切なのは、まずは自分が出来ていない事を認めること。
この1週間、課題をやる事でなんとなくそれを分かってくれた彼女。
昨日のレッスンで注意された鎌足になってしまう右足をしっかり直して来てくれました。
「凄いね!!頑張って来たね!!自分で意識してやればちゃんと出来るじゃん!!」
その言葉に表彰式で見せてくれた笑顔を見せた彼女。
練習すると言う事がどう言う事なのか、きちんと話を聞いて理解してくれたんだなと嬉しくなりました。
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